CH PRECISION P10 stero

P10 は生粋のアナログ・コンポーネントではありますが、スペックが物語っているように、すでに幽霊のように静かなP1 より 5dB 低いノイズフロアに加えて、3dB ステップ45 ～ 78dB の間で調整可能な入力ゲイン（これはP1 より8dB 多い）、4 系統の 独立したフォノ入力はXLR・RCA にそれぞれ対応し、8 種類ものレコード再生EQ カーブ（オプション　￥440,000（税込））、 ローカル/ グローバル・フィードバックの選択、ステレオ/ モノ切り替え、ハイパス・フィルターなど、高度なソフトウェア プログラムによって最もユーザーフレンドリーなフォノイコライザーアンプとなっています。 また、MC とMM の異なるカートリッジ・タイプに適合する異なる入力トポロジーの選択など、接続性に関しても同じ選択肢を 提供し、ほぼすべてのカートリッジからベストを引き出し、どんなシステムにもマッチさせることができます。 電源部のコンデンサ容量は0.5 ファラッド以上。オーディオ回路部と合わせると合計1.0 ファラッド以上という超大容量を誇り、 アナログ部とコントロール部のパワーサプライは完全にガルバニック分離しており、ノイズ低減やグランドループに効果を発揮 しています。 また、ノイズ回避を徹底するために、電源部の筐体の中には、一切のマイクロコントローラーは設けていません。 L10 とM10 は、システム・マッチング、自然な音楽再生において新境地を開き、かつてないほど原音に近づけました。 P10 は、これらと同じ利点を提供しますが、フォノイコライザーアンプである以上、システムの前段により近い位置でその利点を 提供するため、その後のすべての段階でその利点を享受することができます。レコードがこれほど生命を感じさせるサウンドに なったことはありません。オリジナルの演奏者やそのパフォーマンスにこれほど近づけたことはありません。オーディオファンが デジタル・ソースに頼っても大丈夫だと考え始めたまさにその時、P10 はレコード再生をまったく新しい高みへと昇華させたのです。